所属 | |
---|---|
神戸大学大学院人間発達環境学研究科(発達科学部)准教授 | |
専門 | |
発達心理学,教育心理学,認知心理学 | |
学位 | |
博士(教育学) | |
略歴 | |
京都大学教育学部卒業, 京都大学大学院博士課程修了, 日本学術振興会特別研究員(DC1,PD) 岡山大学大学院教育心理学研究科(教育心理学講座)准教授 を経て,現職に至る |
|
所属学会 | |
日本心理学会,日本教育心理学会, 日本発達心理学会,日本認知心理学会 |
|
学会運営(現在) | |
日本教育心理学会 『教育心理学研究』編集委員会 常任編集委員 日本心理学会 心理学ワールド編集委員会 委員 |
|
電話番号 | |
078-803-7701(研究室直通) | |
メールアドレス | |
2013年4月より神戸大学大学院人間発達環境学研究科(発達科学部)の心理発達論コースに着任しました。岡山大学大学院教育学研究科(教育心理学講座)に在職中は,たいへん多くの方々にご厚情を賜りましたことを御礼申し上げますとともに,今後もよろしくお願い申し上げます。
清水由紀・林 創(編著)『他者とかかわる心の発達心理学 ―子どもの社会性はどのように育つか―』
金子書房
目に見えない心の存在に子どもはいかに気づき,「他者とかかわる心」(社会性)をどのように身につけていくのでしょうか。 本書は,社会性の認知発達で活躍されている若手研究者に執筆をお願いし,研究者(執筆者)自身が感じている 発達のおもしろさや興奮を,読者も追体験できるようにまとめたものです。 得られた成果から「教育や日常生活への示唆」も考えておりますので,研究者の方々や,大学生・大学院生はもちろん, 現職の教員(幼・小・中・高・特別支援・養護など)や保育士など,多くの方々にぜひご一読いただければ幸いです。
おかげさまで好評をいただけ,3刷となりました(2013年3月)。
東京大学大学院教育学研究科(教育学部)の遠藤利彦先生が
KEDISIPLINANで本書を紹介してくださいました。
山田剛史・林 創 『大学生のためのリサーチリテラシー入門 -研究のための8つの力-』
ミネルヴァ書房
学士力の育成に向けて,研究を遂行するために必要な基礎的能力についての入門書を執筆しました。 「メタ認知」「クリティカルシンキング(批判的思考)」「心の理論」という心理学の3つの重要概念を踏まえ, これらを意識することが大学での学びにとって有益であるという,これまでの類書にあまり見られない視点から まとめられています。ぜひご一読いただけますと幸いです。
おかげさまで好評をいただけ,6刷が決まりました(2013年3月)。
岡山大学大学院教育学研究科(教育学部)の曽布川拓也先生(数学教育講座)と
桑原敏典先生(社会科教育講座)がブログで本書を紹介してくださいました。
本書を教科書として用いて,共著者の山田剛史先生(教育心理学講座)とご一緒に合同ゼミ(山田ゼ
ミと林ゼミの3年生対象)を実施しました。その教育実践の成果を論文にまとめましたので,ご一読
いただけましたら幸いです。
山田剛史・林 創 『大学生のためのリサーチリテラシー入門 -研究のための8つの力-』
ミネルヴァ書房
2011年10月30日に岡山大学教育学部で「発達心理学は子どもの教育や日常生活に何を示唆できるか?」というシンポジウムを開催いたしました。 発達心理学会会員だけでなく,教員,保育者,臨床発達心理士,学校心理士,児童相談所職員など様々な方々にご参加いただき, 教育や臨床の現場に携わるみなさま方とも交流を深めることができ,本シンポジウムのテーマにふさわしい有意義な機会になりました。 本シンポジウム開催にあたり,ご協力とご支援を賜りましたすべての方々に,厚く御礼申し上げます。
幼児期および児童期を中心とした認知発達に関する研究に関心があり,とくに「心の理論」の考え方をベースに,子どもの社会性の発達に関する研究を進めています。
(研究成果や講演については,研究業績や講演・その他をご覧ください)
「人間らしい知性とは何か?」という問題意識から、とくに、二次の心的状態 (例:「『Aさんは…と思っている』とBさんは思っている」)の理解に焦点をあてて、研究を行ってきました。 こうした理解が、うそと冗談を区別するなど,人間の高度なコミュニケーションにおいて本質的な役割を果たすと考えています。
近年は,作為と不作為に関する研究を,うそ(欺き)や道徳判断などの発達と関連づけながら進めています。